今日は雑学のお話 尺貫法

いつも、リフォーム内容をたんたんと掲載していたのですが、それだけではつまらないと思いますので。

今日は雑学のお話をしたいと思います。

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大工道具でお馴染みの差し金です。

こちらの差し金の裏はミリになっています

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裏目になっているのもありますが、こちらも便利なので私はこれを使っています。

左端には干支が書いてあり、戌年の私は犬がかかれたものをわざわざ選んで買っています、これを見るだけで使っている大工さんの干支がわかるかもしれません。

一番初めに買った差し金は、そういった事を知らなかったのでサルになっていますノ(>_<)

現在は学校で習うのも使うのもメートル法で、ミリやセンチメートルなどが主に日本では使われています

しかし、建築にいたっては未だに尺貫法が使われています、たとえばベニヤ板の長さは910ミリの1820ミリだったり。モジュールは910ミリだったり。

この尺貫法実は違法なんです!!

日本では、計量法により、1958年12月31日限り(土地と建物の計量については1966年3月31日限り)で取引や証明に尺貫法を用いることは禁止された。違反者は50万円以下の罰金に処せられる(計量法第8条、第173条第1号)が、実際には伝統的な業種では黙認されている。(wikipediaより)

なんと!50万円の罰金とは・・・・

取引で使うのは違法ということなので、ベニヤ板の長さは上記のようなメートル法の寸法で売られているわけです。

ただ、私たちは上記のベニヤはさぶろく(3x6)と読んだりしています、材木屋さんにはそれで通じます。が、これがいけないんでしょうね・・・

日本の在来の建築はこの尺貫法がモジュールになっており、ややこしい限りになっています。

だってややこしいじゃないですか、3尺の6尺でいいものを910の1820でというのもね。

意外とこのことを知っておられる方は少ないのです、私はなぜしってるかというととろける鉄工所という漫画で見かけたのです。こちらの漫画も面白いので是非!!

正確には3尺は910ミリでもありません、そこはもうひとつの雑学としてお教えしたいと思います。すでにご存知の方には申し分けありませんが・・・

グーグルさんに頼りましょう

こういう風に検索してみましょう

答えが出てきます、便利でしょう?

計算式を検索しても答えが出てきますし、ドルなどの為替レートもすぐに答えが出てきます。

いかがでしょうか?お役に立てれば幸いです。