竿縁天井の張替をしています
今回ご紹介するのは、竿縁天井の張替です。
家は京町屋ですね
こちらの竿縁天井が大分と古くなってきましたので、張替です
この白いのはカビでしょうかね?
ちょっと詳細はわかりませんが・・・
まずは養生です
天井には長年の埃がたまっているので部屋をぐるりとビニールで囲います
他の部屋へと埃が飛散するのを防止するとともに
解体時に壁を傷つけないようにするためです。
こちらが天井を解体したところです。
竿の状態にもよるのですが、今回は竿と廻り縁はまだまだいけそうなので
残して張り替えます。
もちろん交換することも出来ますが、残すとその分リーズナブルに張替が出来ますしね!
新しい天井がこちらです
天井同士を重ねるようにはり
松葉を作りながら?(どう表現するのでしょう)
重なっている三角形ところを松葉と言います
ちなみにこの重なりを調節して
天井は総割りとします、すべての天井が同じサイズでみえるように調整します。
そして順々に貼っていくのですが
最後の一列は
このサイズに切り落として
一枚ずつ貼っていきます
最後は一番見えにくい床等で逃げます
最後の一枚は釘を使わず
上に重りを乗せて、天井は置くだけです
昔の家程そうですが、最後の一枚は手で押すと上がるようになっています
その際上には石等重たいもので重りをしてありますので、もし外される際は十分注意してください。
落ちてきてとっても危険です。
お寺など、天井の懐に余裕のある場合は天井裏に潜り込んで釘打ちします。
解体施工込みで2日あれば余裕で終わります♪
今回も澤崎工務店にご依頼いただき本当にありがとうございました
ではまたー
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