すしざんまい社長がソマリア海賊を絶滅させいた

すしざんまい社長が語る「築地市場移転問題」と「ソマリア海賊問題」

年始には初競りでマグロを競り落とす社長としてもとても有名なすしざんまいの社長さん

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このポーズでもおなじみですね、築地に本店があり、北海道や福岡には店舗を展開しておられますが

関西ではなかなかなじみのないお店です。

が、知っている方は多いのではないでしょうか?

その社長がソマリアの海賊を絶滅させていたとのニュースが!いったいなんの関係が?

ちょっと興味深かったので、紹介したいと思います。


――「『すしざんまい』の社長が、アフリカのソマリアで、元海賊とマグロ漁をやっている......と話題になったことがありましたね。

木村:今でもやってますよ。ソマリアの沖というのは、キハダマグロのいい漁場なんです。ところが海賊が出るようになり、危なくてマグロを獲りに行けなくなってしまったんです。しかし、聞いてみると誰も海賊とは話していないという。おかしいじゃないですか。海賊といったって相手は人間なんですから。それでさっそく、伝手を頼ってソマリアの海賊たちに会いに行きました。そこでわかったことは、彼らだってなにも好き好んで海賊をやっているわけじゃないということです。だったらこの海で、マグロを獲ればいいじゃないか。自分で稼いだ金で家族を養うという、誇りを持った人生にしなくちゃいかん――と、彼らと話し合ったんです。

――ソマリアの人たちは、内戦で国を失い、無法地帯となった彼らの海が荒らされたため、海賊になったと主張しているそうですが、自力では対抗できなかったのでしょうか......?

木村:口で言うのは簡単ですが......、まず彼らは、マグロ漁の技術をもっていないし、船もありません。マグロを獲ってもそれを入れておく冷凍倉庫が使えなくなっている。獲ったマグロは売らなければなりませんが、そのルートをもっていない。IOTC(インド洋まぐろ類委員会)に加盟していないから、輸出ができなかったんです。じゃあ、仕方がない。うちの船を4隻もっていった。漁の技術も教えましょう。冷凍倉庫も使えるようにする。ソマリア政府にはたらきかけてIOTCにも加盟する。獲ったマグロをうちが買えば、販売ルートも確保できる。こうやって一緒になってマグロ漁で生活ができるようにしていったんです。


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いや、本当にすごいです。実際行動を起こし、結果が出るっていうのが素晴らしいですね♪

お寿司で世界を平和に!

すしざんまい、そんな方が社長ですのでいい店なんでしょうね、一度行ってみたです。